アナトミー・トレインって何?どんなラインで種類はいくつ??

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アナトミートレイン

こんにちは!セラピスト・整体師・ダイエットアドバイザーのゆーパパです。
今回は「アナトミー・トレイン」について解説していきます。
貴方は以下のような方ですか?

〇「アナトミー・トレイン?」今日初めて聞いたんですけど…。
〇セラピストとして「アナトミー・トレイン」の基本を知りたい!

というような方は最後まで見てくださいね。
この「アナトミー・トレイン」を覚えると「施術力」の幅が増えますよ。
ちなみにこのブログはセラピスト・整体師歴18年以上の筆者の見解も踏まえて書いています。
また、この記事は最後に「おさらいPOINT」 として内容をまとめています。
そして、同じ最後の欄に【復習用PDF】も置いています。
ぜひ日頃の勉強材料の一つにしてくださいね。

文章のデザイン
絶対「覚えてほしい」=太字
この記事の要点=黄色マーカー
筆者の思い=赤下線

では、いきましょう。

「アナトミー・トレイン」って何?施術者であれば知っておくべき内容はコレ

今回この記事では「アナトミー・トレイン初心者」の方のために以下の2つを紹介していきます。
まずは内容だけ確認しましょう。

この記事のPOINT〇アナトミー・トレインの意味
〇アナトミー・トレインは大きく「7種類」、細かく「12種類」ある

項目だけで億劫になるかもしれませんので、出来る限り「簡単に・簡潔に」解説していきます。

アナトミー・トレインの意味とは?

まずはアナトミー・トレインの意味を理解していきましょう。
概要はコチラ ↓

POINT〇「筋・筋膜のつながり」を列車として表現
〇「骨を駅」、「筋や筋膜・靭帯を路線」と表現
〇Anatomy(アナトミー):解剖学 、 Train(トレイン):列車
〇アナトミートレインを漢字で書くと ⇒ 筋筋膜経線(きんきんまくけいせん)

簡単に表現するとこのようになります。
「ん??」ですよね。
ちなみに実際の参考書には、アナトミートレインの内容をこのように書いています。

筋付着部(駅)はその筋の筋上膜、または腱の基礎となる線維がとらえるか、あるいは付随の骨膜と連動する場所、または頻度は低いが骨自体のコラーゲンマトリックスと連続する場所とみなす。
路線は筋・筋膜単位、あるいは結合組織単位で構成される。これらの構造は筋膜繊維の連続帯で示されなければならない。
参考本:アナトミー・トレイン -徒手運動療法のための筋筋膜経線-

「あー、もう嫌だ!」ってなりますよね。

私目線でかみ砕いて書きますと、

かみ砕いたPOINT「骨を駅」「筋肉や筋膜を線路」と例えると、
「駅は線路が無いと成り立たない」です。
そして、線路があるから「電車」が動きます。
私の中では「電車」は「体の動き」です。
ですので、筋肉・筋膜(線路)があるから骨(駅)が活性化し、その影響で体(電車)が動く。

アナトミートレインを分かりやすく解説
というものです。
なので、このように「アナトミートレイン」という名前で表現しています。
この記事の最終欄に【復習用PDF】を付けてます。すべてのアナトミートレインの名前の解説PDFです。
ぜひ復習用にダウンロードしてくださいね。

『 何を言っているんだ! もっと分かりやすく教えてくれよ! 』

という方のためには「もう一段階」掘り下げて記事を書きました。

アナトミートレインを「わかりやすい形」で解説!実践・実感して!
アナトミートレインをもっと「わかりやすい形」で解説!「アナトミートレイン?筋膜?一体、何なのー?」という方にかみ砕いて解説しています。とくに「セラピスト・整体師」として働いている方には必見だと思います。ぜひ覚えてくださいね。

知っておいて損しない「アナトミートレインの3大原理」

アナトミー・トレインの3大原理1.筋膜の繋がりは「直線的」で「一定の深さと方向」を保っていなければいけない
2.筋肉は線路のように「線」で繋がっている。なので、脱線をしては「体の連動」はしない。
3.それぞれの筋膜ラインは「それぞれの役割」がある

この内容を頭でイメージできるようになると、「アナトミートレイン」が施術と連動しますよ!

アナトミー・トレインは大きく「7種類」、細かく「12種類」ある!

では、次にアナトミー・トレインの具体的な種類を見ていきましょう。
「え、難しそう…」と思った貴方!
もう少し時間ください。
「電車」で例えるとアナトミートレインの種類とは、首都圏を走る「山手線」やら「中央線」などです。
その「電車の種類」が、以下の7種類です。

アナトミー・トレインは大きく「7種類」1.体の前面を覆う筋膜
2.体の後面を覆う筋膜
3.体の両側を覆う筋膜
4.体を螺旋(らせん)で覆う筋膜
5.腕を覆う筋膜
6.運動やスポーツ時に働く筋膜
7.体の中心(深部)を覆う筋膜

文章だけ見れば差ほど難しくないと思います。
そして「細かく12種類」というのは、これらの中で「複数の種類」が存在します。
その具体的な数はこちら。

1.体の前面を覆う筋膜 × 1種類
2.体の後面を覆う筋膜 × 1種類
3.体の両側を覆う筋膜 × 1種類
4.体を螺旋(らせん)で覆う筋膜 × 1種類
5.腕を覆う筋膜 × 4種類
6.運動やスポーツ時に働く筋膜 × 3種類
7.体の中心(深部)を覆う筋膜 × 1種類

このように「細かく」というのは「腕を覆う筋膜」と「運動やスポーツ時に働く筋膜」に複数ある ということになります。
そして、これらをすべて合わせると12本のアナトミートレインが存在するということです。
では、その筋膜の図を見てみましょう。こちらです。
12本のアナトミートレインを絵で描いた解説図
はい、見るのが嫌になった貴方!
今日は「こんな絵なんだ、ふーん」という具合で構いません。
まずは見慣れましょう。
そして、最後です!
「筋膜の名前」を覚えましょう!「カタカナ」ですので、ここだけ苦労するかもしれません。
また、名前の解説後には「各アナトミートレイン」の解説ページもリンクを付けておきます。

POINT1.体の前面を覆う筋膜
⇒スーパーフィシャル・フロント・ライン
2.体の後面を覆う筋膜
⇒スーパーフィシャル・バック・ライン
3.体の両側を覆う筋膜
⇒ラテラル・ライン
4.体を螺旋(らせん)で覆う筋膜
⇒スパイラル・ライン
5.腕を覆う筋膜(4つ)
⇒①スーパーフィシャル・フロントアーム・ライン
②スーパーフィシャル・バックアーム・ライン
③ディープ・フロントアーム・ライン
④ディープ・バックアーム・ライン
6.運動やスポーツ時に働く筋膜(3つ)
⇒①バック・ファンクショナル・ライン
②フロント・ファンクショナル・ライン
③同側ファンクショナル・ライン
7.体の中心(深部)を覆う筋膜
⇒ディープ・フロント・ライン

「もー、嫌だ」となるかもしれませんが、「カタカナ」を解説します。
これが分かればスッキリしますよ。意味は単純。もう少しです。

スーパーフィシャル : 表面的な
ディープ : 深い
ラテラル : 横方向
スパイラル : 螺旋(らせん)
ファンクショナル : 機能的な

これらを把握した上で、もう一度アナトミー・トレインの名前を振り返って見てください。分かりやすいですよ。
各解説ページ

1.スーパーフィシャル・フロント・ライン
スーパーフィシャルフロントラインとは?アナトミートレインを解説!
2.スーパーフィシャル・バック・ライン
スーパーフィシャルバックラインとは?アナトミートレインを解説!
3.ラテラル・ライン
「ラテラル・ライン」とは?アナトミートレインを解説!
4.スパイラル・ライン
「スパイラル・ライン」とは?アナトミートレインを解説!
5.スーパーフィシャル・フロントアーム・ライン(前側)
ディープ・フロントアーム・ライン (前側)
「アームライン?」「前側がある?」アナトミートレインを解説!
スーパーフィシャル・バックアーム・ライン(後側)
ディープ・バックアーム・ライン(後側)
「アームライン?」「後側がある?」アナトミートレインを解説!
6.バック・ファンクショナル・ライン
フロント・ファンクショナル・ライン
同側ファンクショナル・ライン
「ファンクショナルライン?」「3つある?」アナトミートレインを解説!
7.ディープ・フロント・ライン
「ディープ・フロント・ライン」とは?アナトミートレインを解説!

そして、もう一度絵を置いておきます。
12本のアナトミートレインを絵で描いた解説図
見慣れましょう!
「稼ぐ施術」をするには、周りの人たちよりも「稼げる情報を知るべき」です。
きっと役に立ちます。

また、このアナトミートレインを「施術に生かすにはどうしたらいいの?」という記事も書いてます。参考にどうぞ↓↓

施術者へ!「ディープフロントラインを緩める施術」を考えてみよう!

おさらいPOINT

最後にもう一度内容を確認しましょう。

おさらいPOINT
〇アナトミートレインとは、
⇒「骨」を駅、「筋・筋膜・靭帯」を路線にたとえ、体の関連を表したもの
〇アナトミートレインの種類は大きく「7種類」、細かく「12種類」ある
〇「腕を覆う筋膜」・「運動・スポーツに働く筋膜」のみ複数ある

ぜひ何度も見返して頂き、自分の施術の糧にしてください。
そして【復習用PDF】はコチラ!↓↓
すべての「アナトミートレイン」を解説【PDF】
ぜひ日頃の勉強に使って頂いて一緒に「稼ぐ施術」をしましょう!
必ずできますよ♪