こんにちは!セラピスト・整体師・ダイエットアドバイザーのゆーパパです。
今回は「ディープ・フロント・ライン」について解説していきます。
貴方は以下のような方ですか?
〇セラピスト・整体師として「ディープ・フロント・ライン」の意味や働きを知りたい!
というような方は最後まで見てくださいね。
この記事を見た後は、
〇明日からさっそく施術に生かせそう!!
と思ってもらえるように書きました!
ちなみにこのブログはセラピスト・整体師歴18年以上の筆者の見解 も踏まえて書いています。
また、記事の最後に「おさらいPOINT」として内容をまとめていますので振り返ってもらい、復習しやすいように【簡易PDF】も作っています!
ぜひダウンロードして見てくださいね。
絶対「覚えてほしい」=太字
この記事の要点=黄色マーカー
筆者の思い=赤下線
ではいきましょう。
『ざっくりと』ディープ・フロント・ラインとは?
アナトミートレインの1つである「ディープ・フロント・ライン」は『体の「中心」を作っている筋膜』です。
私たちの体は12種類の筋膜で構成されています。
この12種類の筋膜の構成を「アナトミートレイン」と呼んでいます。
![](https://become-a-professional-therapist.com/wp-content/uploads/2023/06/9c85e48448c6a91743c3794a1df85e61-160x90.png)
そして私たちの体で一番深部にある筋膜が「ディープ・フロント・ライン」です。
この筋膜は具体的に以下のような働きをしています。
〇足裏の「土踏まず」を作る
〇腰のカーブを作っている
〇呼吸を安定
〇首と頭の安定させる
以上のようなことを「ディープ・フロント・ライン」が行っています。
具体的に「ディープ・フロント・ライン」を見ていこう!
では具体的に「ディープ・フロント・ライン」とはどのような・どこのラインなのか見ていきましょう!
体の筋膜の「中心」を作る筋・筋膜ライン【具体的に】
先ほども言いましたが「ディープ・フロント・ライン」とは体の筋膜の「中心」を作っているラインです。
具体的な「ディープ・フロント・ライン」の位置づけは、
〇「スーパーフィシャル・フロント・ライン」と
〇「スーパーフィシャル・バック・ライン」との間
〇「左右のラテラル・ライン」の間
となります。
そして、「スパイラル・ライン」と「ファンクショナル・ライン」にも囲まれてもいます。
ちなみに「矢状面」と「前額面」の解説です。
そして「ディープ・フロント・ライン」の図になります。
このように「頭から足」まで全身を覆っているラインになります。
機能としては、体の「動作」ではなく「体の支持」がメインです。
ディープ・フロント・ラインを通る筋肉
では具体的にどのような筋・筋膜ライン「ディープ・フロント・ライン」はを通るのでしょうか?
早速見ていきましょう。
ちなみにこのブログは「セラピスト・整体師初心者向け」に書いていますので、簡略化して記載します。
下記の絵と照らし合わせながら筋肉名を追ってみてください。
ちなみにこの「ディープ・フロント・ライン」は立体的な筋・筋膜の構造なため、一部に「前部」「中部」「後部」と記載しながら書きます。
また、2つの画像で説明しますね。
下半身からスタートするラインのため、「下半身」→「上半身」の順で説明します。
(後部)頸長筋・頭長筋 ⇒ (中部)横隔膜・斜角筋 ⇒ (前部)横隔膜前部・舌骨下筋・舌骨上筋
これら多数の筋・筋膜のラインを走行します。
聞きなれない筋肉名だらけですよね。
「内転筋」とか「横隔膜」とかは聞いたことあるかもしれません。
この聞きなれない筋の名前は体の深部にある「ディープ・フロント・ライン」ならではだと思います。
他のアナトミートレインとの関り
また、このアナトミートレインは一つの筋肉に一つだけのアナトミートレインが通る訳ではありません。
このディープ・フロント・ラインも「深部 体の中心」にある筋筋膜ラインですが、一部だけ他のアナトミートレインと繋がっています。(以下以外にも繋がりますが簡易的に書いています)
〇斜角筋 ⇒ ラテラル・ライン
〇スーパーフィシャル・バック・ライン
〇スパイラル・ライン
〇アーム・ライン(前側)
〇アーム・ライン(後側)
〇ファンクショナル・ライン
したがって、実際に施術を行う際もこの他のアナトミートレインも考慮しないといけないかもしれませんし、生かすことができればより良い施術になると思います。
おさらいPOINT
では最後にディープ・フロント・ラインをおさらいをしましょう!
〇体の「安定」を保つ(メイン)
〇足裏の「土踏まず」を作る
〇腰のカーブを作っている
〇呼吸を安定
〇首と頭の安定させる
〇他のアナトミートレインとも関わりがある
ぜひこれらの内容を「自分の物」にして頂き、「稼ぐ施術」を実行してください。
また、一回では到底覚えられる内容ではないので、何度も反復して覚えてくださいね。
そして「簡易PDF」も作りました!
「ディープ・フロント・ライン」を自主勉強するための「PDF」
このブログを見なくても簡単な復習ができるようにしておきましたので、ダウンロードして見てください。