セラピストの年収・給与を解説!「新人時代の給与」「収入UP法」も

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セラピストの悩み

こんにちは!セラピスト・整体師・ダイエットアドバイザーのゆーパパです。
今回は「セラピストの年収・給与はどれくらいなのか」ということについて書いていきます。
あなたは以下のような方ですか?

〇「セラピストの年収は低いって聞いたけど、本当なの?」
〇「実際セラピストとして働いている人はいくら貰っているの?」

などの疑問をお持ちの方は最後まで見てくださいね。
セラピスト・整体師歴18年以上の私の経験で書かせて頂きました!
最後の項目には「私の新人時代の年収」も記載しますね。

文章のデザイン
絶対「覚えてほしい」=太字
この記事の要点=黄色マーカー
筆者の思い=赤下線

では、どうぞ!

セラピストの年収・給与を解説!答えはコレ!

セラピストの年収・給与は大きなバラつきがある。
これが答えになります。
それは、以下の内容が理由です。

セラピストの年収にバラつきがある理由〇資格の有無
〇経験年数
〇所属している専門分野
〇地域性
〇雇用形態
〇業界の将来性

このような内容が重なり合うことで年収・給与にバラつきが出ます。
ただ、セラピストの年収・給与の中央値を出すと約370万円と言われます。
この数値自体は、他の業種の平均年収と比較すると低い傾向です。
これも踏まえて、どのようにセラピストの平均年収が決まっていくのか以下に詳しく書いていきます。

セラピストの年収:資格の有無

資格を取得しているか否かはセラピストの年収・給与に大きく左右します。
その理由は、お客様・患者様から信頼を得られ、スキルアップができるためです。
例えば、マッサージ師や柔道整復師などの国家資格など特定の資格を持っていると、保険適用の施術も可能となりますので、多くの信頼を得ることになります。
さらに資格を保有していることは、自分自身が「セラピストとしてしっかりと働いているぞ」という証でもあります。
これによって、モチベーションも上がるため、年収が上がるという大きな道になるでしょう。

セラピストの年収:経験年数

また、経験の年数も年収・給与に大きく左右されます。
その理由はスキルや知識が増え、信頼されやすくなるためです。
たくさんの経験年数を重ねると、色々な場面での対処方法を理解することができます。
その上、

「場数を重ねている=お客様・患者様からの信頼」

に繋がるため、たくさんのより良いアドバイスや施術提供をできるようになります。
その結果、自然と年収が増える環境となるでしょう。
また、経験年数が増えれば店長やマネージャーなどのキャリアとして新しい道に進むきっかけにもなります。
新しい仕事や立場を任されることは、任される内容が濃くなるので給与は自然と増えていきます。

セラピストの年収:所属している専門分野

そして所属している専門分野でもセラピストの年収が変わります。
理由は専門分野ごとに必要な能力は変わりますし、その需要も異なるからです。
例えば、柔道整復師や公認心理師は保険治療も可能なため、たくさんの患者さんを請け負うことができます。
また、美容関連のセラピストでは美容に特化した技術が必要になりますので、その分野で技術・知識を身に付ければ多くの年収を得ることができます。
ちなみに私はボディセラピストでして、国家資格等も持っていません。
しかし、勤めさせて頂いている会社で経験と実績を積んできて、今の知識と技術を身に付けました。
やはり、傾向として言えば国家資格を保持している状況であると、年収が高い傾向にありますし、その分野の中で高いスキルを身に付けることが年収を上げる方法となるでしょう。

セラピストの年収:地域性

セラピストの年収に地域性が関わることも事実です。
それは地域ごとでの経済の状況やそこに住んでいる人々のニーズに合うか・合わないかがあるからです。
例えば、地方よりも都市部で働いている人が多い傾向にあります。
その上、ストレス社会を生き抜いていると言われる現在ですので、心や健康に悩みを抱えている人が多いと言われます。
したがって、それに関するセラピストの重要度が高いのは事実です。
また、重要度が高くても同じ街にたくさんのセラピストがいると競争率が激化してしまうため、これも収入の上下に影響します。
したがって、地域性によってセラピストの収入が関わることは避けられません。

セラピストの年収:雇用形態

そしてセラピストとしての雇用形態によっても収入は変わります。
大きく分けて言えば、「会社に所属」か「完全な事業主」ということです。
ここでは私もその一人であるボディセラピストを例に挙げます。
ボディセラピストとして働く上で「会社に所属」しているか「完全な事業主」であるかは収入に大きく関わります。
まずはそれぞれの特徴をまとめてみましょう。

会社に所属
〇会社のルールで金額・報酬が設定され、その上でお客様・患者様がいらっしゃいます。
〇組織で運営されているので「安定した給与」を得ることができます
〇組織で宣伝やマーケティングを管理してもらえる。
〇契約内容次第では退職金等もあり
完全な事業主
〇自分でお客様・患者様を探さなければならない
〇自分で金額設定ができ、報酬も自分の頑張り次第で増える
〇「収入が一定でない」ことや退職金等も無し
〇宣伝やマーケティングも自分次第

これらから考えると「会社に所属」している場合は、会社の運営費用もあるので「一定額以上の収入を期待する」ことは難しいでしょう。
しかし、「完全な事業主」であれば、税金や維持費等を除けば「全て自分の収入」となるので、年収は青天井です!

セラピストの年収:業界の将来性

セラピストの業界性としては「明るい」でしょう。
しかし、「明るい=自分の収入が上がる」には繋がりません。
まずは「明るい理由」について確認しましょう。

〇需要は今後も伸びる
〇新しいサービスや技術も進歩する
〇市場の広がり
〇キャリアUPの可能性

以上のような内容が「明るい」と考える理由です。
現在の日本は、医療の進歩により平均寿命が伸び、健康寿命も伸びてくると言われています。
したがって「健康に関心」を持つ方は自然と増えてきます。
これにより、心身の健康をサポートする「セラピスト」は需要が高まる一方です。
しかし、需要が高まるからこそ、他社・他店との差別化を図る必要性も出てきます。
したがって、AI等を駆使した独自のサービスや技術も進歩するでしょう。
ですので、私たちが収入を上げるには、オリジナリティを持ったセラピストとして活動していく必要があります。

「セラピストの将来性」とは?「現役」が今後の業界展望を解説!
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私が行ったセラピストの年収・給与アップの具体例

では、平均の収入・給与が「低い」とされるセラピストではどのような収入UP方法が必要なのでしょうか?

自分の武器を作る

まずは「自分の武器」となるものを作りましょう。
この「自分の武器」を持つことはお客様から見ると「自分への魅力」となるのでとても大切です。
私個人的にはこの「自分の武器」が一番大切と考えます。
具体的な内容はどんなことでも構いません。

「ストレッチをすることが得意!」
「肩の施術は任せて!」
「リフレクソロジーは誰にも負けない!」

などどんなことでも良いです。

また、技術に自信がなければ

「誰よりも会話の『聞き上手です!』」

なんかでも良いですね。
これから「セラピストを始めよう!」と考えている方にも必ずこのいつか「自分の武器」が見つかります。
心配しないでください。
この「自分の武器探し」してみてくださいね。

お客様の獲得

そして、お客様・患者様を自分の指名として獲得することも重要です。
ルーティンのようにいらっしゃったお客様をこなすだけでは年収・給与は上がりません。
やはり、お客様・患者様は「お金と時間」を使っているので、それに見合った人に来ます。
したがって、

「この店舗で、自分が一番お客様の身体面・精神面を知っている人になろう!」

と心がけていれば自然とお客様の獲得に繋がり、自身の指名も増えます。

知識・技術を日々磨く

そして知識・技術を日々磨いてください。
どうしても仕事に「慣れ」が出てくると、気づいていない内に技術の精度は落ちます。
これは私も経験済みです。
「自分の武器が錆びていないか」日々見つめ直す努力をしましょう。

独立を目指す

「独立」が収入を上げる方法の一つとは先ほども言った通りです。
しかしここでは、

勤めている間に「独立を意識した活動」をしましょう。

ということです。
よく「今の職場を辞めて独立したい!」という人がいますが、今の職場である程度の売上を立てていなければ、独立しても成功しません。
やはり、今できていなければ環境を変えてもできませんからね。
したがって、収入を上げるためには「自分で稼ぐ」という意識は必要です。

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最後は、筆者の新人時代は年収!

私の新人時代の年収は「約240万円」でした。
ちなみに初任給は17万7千円程です。
最初の半年間は20万円を切る給与でしたが、半年以降になると私個人を指名して頂けるお客様も増えたため、22~23万円程の給与を頂いていました。
それ以降は年を重ねるごとに2~3万円の収入UPを重ねることができ、管理者となった時(28歳以降) は「月30~40万円以上」ありました。
したがって、一般的な職業よりも年収・給与が低いセラピストですが、自分の頑張り方次第では平均よりも多くの給与を獲得することができます。

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