こんにちは!セラピスト・整体師の肥後です。
こちらの記事では以前作成していた「ラテラルラインの緩め方」をもう一段掘り下げた記事です。
もう少し踏み込んだ形になりますので、少し難しい用語が出てきます。
・分からない…
と感じた方は別の記事で参考にしてくださいね。
では、さっそくいきましょう!
参考記事:ラテラルラインの緩め方
ラテラルラインとして確認しておきたいことのおさらい
改めて、別記事の方に書いていた「ラテラルラインの緩め方」の内容をこちらに書きますね。
〇腰部の起立筋の確認
〇中臀筋・大腿筋膜張筋の確認
〇ふくらはぎの自覚
〇足裏の硬さ具合
これらの内容について詳しく書いていきますね。
また、これらを「確認する前提」を先に書いていきます。
確認しておきたいこと
それは、
- 「その箇所に自覚があるか・ないかを確認」
ということです。
そして、
- 「今、気になっている内容・箇所」
かどうかです。
皆さんもお分かりだと思いますが、人の体は「さまざまなアナトミートレイン」が通っています。
ですので、
・触診すると「ここはラテラルライン」
だけど、
・こっちは「ファンクショナルライン」かな
みたいなことを思います。
しかし、
・お客様が、今日「気になる・辛いです」
と言っているラインは、「一つだけのライン」の可能性が高いですし、それが表れています。
もちろん、この記事は「ラテラルライン」なので、「ラテラルライン目線の会話」で話しますね。
ですので、お客様は「ラテラルラインの状況」を
- 「私たちにどのように伝えているのか」
を確認しましょう。
ちなみに、「上半身から下半身に向けて」という形で書いていきます。
板状筋・胸鎖乳突筋について
最初は板状筋・胸鎖乳突筋についてです。
板状筋・胸鎖乳突筋の「トリガーポイント」は「目の周り」です。
なので、「目の周りの症状」を訴えると、「ラテラルラインかな?」と疑ってみましょう。
これは施術前の問診時に「目は疲れますか?」と聞いてみましょう。
答えが
・「あ~確かに気になるかも、疲れを感じる時はあります」
ではありません。
重要視したいのは「今日の自覚」なので、
- 「そうなんです!今も目気になるし、今朝から目がしょぼしょぼしてるんです!」
と「ハッキリ」と「あからさまに」返答がきます。
このときに「ラテラルラインだな」と感じましょう。
腰部の起立筋
続いて「腰部の起立筋」についてです。
これはすごく分かりづらいです。
ラテラルラインは腰部の起立筋は通っていません。
ですので、起立筋側を触診・問診し、
・「特に気になりません」
と答えが返ってきた時に、「ラテラルライン」を疑います。
しかし、腹斜筋・腰方形筋側を触ったときに「気になります!」との答えが返ってきたとしても、腹斜筋も一部出ていますが、
ため、「広背筋が気になる」と言っているケースもあります。
なので、そこに関しての問診が必要になります。
「最表層の筋肉」に関しての「その説明・施術の考え方」が気になればこちらの記事も見てくださいね。
➡【簡単解説】筋肉で説明!「お客様が『楽になった!』の施術」
中臀筋・大腿筋膜張筋の確認
続いて中臀筋・大腿筋膜張筋の確認についてです。
よくお客様のニュアンスでは
・「股関節まわり」
との表現される一部でもあります。
そして、そこを触診して聞くと、
「気になる」
とハッキリ仰っています。
そして触診しても硬さを感じます。
もう少し臀筋の具合を確認したい方は、「臀筋の自覚次第でアナトミートレインの違いを見分けできる」
という記事も書いています。
それを確認したい方はこちらの記事もどうぞ。
アナトミートレインの見分け方|臀筋を通るか・通らないかで施術は変わる
ふくらはぎの硬さ
次はふくらはぎについてです。
ラテラルラインは「ふくらはぎに走行していません。」
ですので問診すると、
「ふくらはぎは気にならず上半身が気になる」
との返答が多いです。
そして私たちが触診しても柔らかさを感じます。
しかし、ふくらはぎを圧迫し、柔らかさを感じますが、
- 「腓骨筋の部分にだけ硬さ」
を感じることができます。
なので、ラテラルラインでは「ふくらはぎが気になる」との返答は少ないです。
足裏の硬さの具合
ラテラルラインは長・短腓骨筋を通っているので、長・短腓骨筋の停止部が「ラテラルライン」のスタートです。
そのため、足裏も
- 「親指から小指に向かって横のライン」で硬さ
があります。
私、個人的には、ラテラルラインを判別する分かりやすい箇所の一つです。
そのため、お客様の自覚は、
・「ふくらはぎは気にならないが、少し足裏は気になる」
との答えが返ってきやすいです。
また、「足裏の形」もアナトミートレインの具合で変わっています。
ラテラルラインでの硬さになっている足裏は
- 「偏平足」みたいな
足裏の形をしています。
そしてラテラルラインの硬さが緩んでくると「偏平足みたいな形」自体も変化しています。
また、ラテラルラインのスタート部分は、
「足裏」ですから、スタートが緩まないと、「ゴールの板状筋・胸鎖乳突筋」も緩みません。
そして「目の疲れ」も抜けません。
問診での確認は大切
上記の「5個の内容」はラテラルラインの問診においてとても大切です。
気にしていただきたいのが、
「施術前の触診時」で上のような状態が確認できなくてもが、「施術の途中で」その状態に変化していることは多々あります。
やはり全身つながっています。
そして、お客様の中では、
「今日はラテラルラインが気になっている」
というだけです。
ですので、問診をしっかりと行い、施術に生かすことが大切だと考えます。
揉み返しを避けたい
また、施術者でいる以上「揉み返し」は避けたいところです。
そして「ラテラルラインで気になる・辛い」と感じる筋肉は「一段奥の筋肉」です。
深部では無いものの「最表層」ではありません。
なので、
「ラテラルラインが気になる・辛い」
と感じている体は、「最表層を緩めてから」「ラテラルラインに触る」必要があると考えています。
昔は、
「ラテラルラインが気になっているんだから板状筋をやらないといけない」
だけを頭に入れて、僧帽筋を無視して施術をしていました。
そして結果的に「僧帽筋が揉み返し」という場面を起こしていました。
しかし、これを意識すると相当減ります。
もちろん「私の技術にも問題がある」と思いますが。
なので、その「最表層の筋肉をアプローチ」しながら「ラテラルラインの問診・施術」を行っていきましょう。
私も今後も続けていきます。
ラテラルラインの緩め方を解説|セラピストが明日から使える施術法

