【このweb解説|店長OSとは】
このページは、店長がいなくても現場が回るために「判断の型(OS)」をまとめた一部です。
「OS」とは、「判断と行動を統一」する『土台』を言います。
「店長OS」とは、店舗で働くスタッフの「判断と行動」を、「同じ基準」にするためのものです。
このWebは「読むだけで終わらず、現場スタッフが“判断と行動を見直す”ための入口として使えます。
今どこを読んでいるか:
もう一人の店長OS > 第1章|前提の誤解 > ③ 「回る現場」と「止まる現場」の決定的な違い
③ 「回る現場」と「止まる現場」の決定的な違い
売上が安定しない。
忙しい日と暇な日の差が激しい。
予約が埋まる週と、急に落ちる週がある。
こうなると、現場はつい「今日の集客の問題」だけに目が向きます。
「もっと広告を出すべきか」
「SNSを頑張るべきか」
「新規が足りないのか」
もちろん「今日の集客」も大事です。
でも、売上が安定しない店舗の多くは、「今日の集客」以前に内部の構造で損をしています。
結論から言うと、売上が安定しない店舗は、
「売上が出る日」と「売上が出ない日」を生みやすい構造を持っています。
売上は「集客方法」を知るべき
売上は、ざっくり言えばこの掛け算です。
- 顧客実数(新規/既存)
- 単価(メニュー構成・提案)
- 回転(再来回数、枠の使い方)
そして「これを踏まえた集客方法」を知らなければどれも成立しません。
しかし、「今の現場の集客方法」がこれらに弱いと、3つとも全て落ちます。
その結果、売上は安定しません。
売上が安定しない店に共通する「3つの構造」
① 判断が遅い(=現場が詰まる)
「前述している①・②のページ」で整理した通り、現場に判断基準がないと、確認が増えます。
そして判断が遅れると、現場は詰まります。
- 予約枠の取り方の調整が遅れる
- 例外対応で行動が止まる
- スタッフ間で確認が回り、時間を失う
これが起きると、同じ来店数でも取りこぼしが増えます。
そして「忙しいのに売上が伸びない」「暇な日はさらに落ちる」が起きます。
② 現場の優先順位が揃っていない
売上が安定している店舗は、忙しい日ほど「優先順位」が揃っています。
逆に不安定な店舗は、忙しい日にほど優先順位がバラついています。
例えば同じ状況でも、こう分かれます。
- 「今の時間の使い方が最優先」派
- 「予約の取り方を守るのが最優先」派
- 「単価を上げるのが最優先」派
この優先順位が揃っていないと、現場はバタつきます。
バタつくほど、顧客実数・回数・単価が落ちます。
③ “継続”が仕組みになっていない
売上が安定する最大の要素は、実は「新規」より「継続」です。
「継続」とは、
・次回予約でいらっしゃる既存の方
・お客様のリズムだが、継続的に来る方
・新規から顧客となって頂く方
しかし、この「継続」に対して「個人の力量」として依存すると、売上は不安定です。
継続が仕組みになっていない店舗は、こうなります。
- 提案できる人と、できない人の差が出る
- 忙しい日に提案が飛ぶ
- 次回予約が偶然で取れる
結果として、売上は「運」になるため、安定がしません。
売上が不安定になるのは「現場の判断」が揃っていないから
ここまでを一言でまとめると、こうです。
売上が安定しない店は、
「売上を作る判断」が揃っていない。
判断が揃っていないと、忙しい日に取りこぼし、暇な日に立て直しが聞きません。
だから不安定な日々が続きます。
次に読むページ
ここまでで、売上の不安定さは「集客以前の構造」に原因があると整理しました。
次は、なぜ「正解を教えるほど現場が止まる」のかを言語化します。
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相談したい方へ
「うちの現場だと、どこが詰まっている?」
「判断を置くなら、何から決めればいい?」
「最小限のOS(同じ基準)でいいから形にしたい」
そう感じたら、相談ページから「今の状況」を教えてください。
現場の“止まり方”を整理して、最小限のOS(同じ基準)から設計します。
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